英語の先生に「生徒の出身各国の文化を紹介するのはどうですか」と提案してみたら早速採用してくれて、今日のレッスンはフロリダ州にあった日本人コロニーと、その跡地にある日本庭園と日本文化博物館のお話を読みました。
1903年、当時ニューヨーク大学を卒業したばかりの日本人、Jo Sakaiは、当時フロリダに路線を広げた鉄道王Henry Flaglerにスカウトされて農園を開くことになりました。
Sakaiは故郷である宮津(天橋立で有名ですね)から友人を誘い、ピーク時は100人ほどの日本人がパイナップルなどを栽培していたそうです。
しかし疫病やキューバなどからの輸入パイナップルとの価格競争に敗れたこともあり、太平洋戦争の勃発と同時に農場は解体されます。
森上助次は農産物の卸などで成功し、この地に残ったただ一人の日本人でした。
1976年に森上氏が亡くなった時、こつこつと広げた広大な所有地を全て地元政府に寄付し、そこに7つの庭園と2つの博物館を建設しました。
森上博物館Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%9F%E5%8D%9A%E7%89%A9%E9%A4%A8
公式ホームページ
カリフォルニアやハワイの移民の話は聞いたことがあるけど、フロリダにも20世紀初頭に移民していた日本人(しかも京都から)がいたんですね・・・博物館は再開しているようなので、ぜひ近々行ってみたいです。
今日のレシピはココナツクッキー。今まで作ったココナツを使ったクッキーではこれが一番美味しいと自信を持って言えるクッキーです。アメリカンなとってもソフトなクッキーです。
お好みでチョコレートチップを入れても。
[材料(25枚ぐらい)]
薄力粉 150g
ベーキングソーダ(重曹) 小さじ1/2
塩 小さじ1/4
無塩バター(室温) 100g
ブラウンシュガー 80g
グラニュー糖 90g
卵(室温) 1個
バニラエッセンス 小さじ1/2
ココナツフレーク 100g
[作り方]
1.オーブンを170度に予熱する。

2.バターをクリーム状に泡だて、ブラウンシュガーとグラニュー糖を加えてさらに混ぜる。卵とバニラエッセンスを加えて混ぜる。

3.ゴムベラに持ち替え、薄力粉を加えてさっくりと混ぜる。

4.ココナツフレークを加えて混ぜる。


5.オーブンペーパーまたはシリコンマットを敷いた天板に直径2〜3cmほどの生地を間を空けて並べる。

6. 170度のオーブンで10分焼成する。焼き上がりはとても柔らかいので、天板のまま粗熱をとり、冷めたらケーキクーラーに移して完全に冷ます。
