わたしは自他共に認めるカフェイン中毒で、一日に4〜5杯はコーヒーを飲みます。これでも減った方なんだけど。そして甘いもの大好き。シナモン大好き。
あ〜わたしもだわ〜
って思った人にぜひおすすめしたいケーキです。
コーヒーケーキなのにコーヒーが入っていないケーキ。
「コーヒーに合う」ケーキだから「コーヒーケーキ」呼ばれています。
ブルーベリーやりんごなどのフルーツが入ったものもあるけど、基本はシナモンのクランブルが乗ったバターケーキです。そしてシナモンシュガーのレイヤーが入ってるやつ。レイヤーは二層や三層にしたファンシーなのも見かけますが、その辺はお好みでどうぞ。
アメリカではサワークリームを使ったレシピが多いんだけど、プレーンヨーグルトでも十分しっとりします。
[材料(15cmスポンジケーキ型または20cmパウンドケーキ型 1台分)]
○クランブル
無塩バター(溶かす) 20g
ブラウンシュガー 50g
シナモン 大さじ1/2
薄力粉 40g
○フィリング
ブラウンシュガー 30g
薄力粉 15g
シナモン 大さじ1/2
○ケーキ
薄力粉 150g
ベーキングパウダー 小さじ1
無塩バター(常温) 50g
グラニュー糖 50g
ブラウンシュガー 30g
プレーンヨーグルト 30g
牛乳 100ml
卵 1個
塩 ひとつまみ
バニラエッセンス 1滴
○アイシング
粉糖 30g
牛乳 小さじ1〜2
[作り方]
1.クランブルの粉類を合わせ、溶かしバターを加えてフォークなどで粗く混ぜる。型にオーブンペーパーを敷いておく。

2.フィリングの材料を混ぜ合わせておく。ケーキ用の薄力粉とベーキングパウダーを合わせ、泡立て器でかき混ぜておく。
3.ケーキ用の無塩バターを白っぽくなるまでホイップし、グラニュー糖とブラウンシュガーを加えてさらに攪拌する。

4.3にバニラエッセンスと塩、卵を加えてよく混ぜる。

5.4にヨーグルトを加え、しっかりと混ぜ合わせたら薄力粉+ベーキングパウダーと牛乳を1/3量ずつ交互に加えてその都度よく混ぜる。

6.オーブンペーパーを敷いたパウンド型に5の生地の半量を流し入れ、フィリングを満遍なく振る。

7.6に残りの生地を流し入れ、クランブルを全体に乗せて180度のオーブンで約30〜40分焼成する。

8.アイシングの材料を混ぜ合わせておく。
8.焼きあがったら型から外してケーキクーラーに移して粗熱をとり、アイシングをかける。

しかしアメリカのレシピはなんでも量がめっちゃ多いので、ダウンサイズするのが大変!あとカップやらオンスやらインチやら・・・
実はこのインペリアル方式、使っているのは世界でほぼアメリカだけ(イギリスはメートルとごっちゃに使われていると聞きました)。法律上はメートル法が採用されていて、日常に浸透していないだけなんですけどね。最近は1kmがどのぐらいか分かる人が増えたと思います。
なぜそんな世界的に見ると局地的なインペリアル方式が廃れないのかと言うと、個人的な意見ですがアメリカが航空業界をリードしているからなんじゃないかと。ボーイング社がヤードやインチを基準に航空機を作っていたら、それに従うしかないもんな。
しかしメートル法の仕様書をインペリアル方式で作っちゃって125万ドル(130億円!)の火星探査機が藻屑となったNASAの事故(1999年)なんかもあったことなので、やっぱりどうにかした方がいいと思います。人命が失われなくて良かった。