フロリダ南部のスイーツの代表といえばキーライム・パイ。
キーライムは別名メキシカンライムと呼ばれるもので、一般的なライムと比べると一回り小さく「すだち」のような濃い緑をしています。果汁が豊富で爽やかな酸味が特徴。このキーライムで作らないとキーライム・パイを名乗ってはいけないらしいです。

普通のライムと比べるとこんな感じ。

こちらに引っ越してきてからいろんなレストランで食べ比べてみましたが、それぞれ個性があって面白いです。
クラストはグラハム・クラッカーをバターで固めたものだけど、ナッツが入っているものがとっても美味しかった。
フィリングは酸味が勝ちすぎず、もっちりねっとりぐらいの固さがベスト。
そんな理想のキーライム・パイを作ってみました。
わたししか食べる人がいないので、半分はカットして冷凍しておきます。冷蔵庫で一晩解凍で美味しくいただけます。
[材料(23cmパイ型1台分)]
◯クラスト
グラハムクラッカー 140g
くるみ、ピーカンナッツ、アーモンドなどお好みのナッツ 50g
無塩バター 70g
ブラウンシュガー 30g
◯フィリング
キーライム 8〜9個
(果汁 125ml)
加糖練乳 400ml
卵黄 4個分
◯トッピング
生クリーム 100ml
砂糖 大さじ1
キーライムの皮またはスライス 適量
[作り方]
1.最初にフィリングを用意します。ボウルにキーライム4個の皮をすりおろし、計量カップに125ml分の果汁を絞る。

2.1のボウルに卵黄を入れて溶きほぐし、加糖練乳とザルを通して種を取り除いた果汁を加え、マヨネーズ状になるまで混ぜる。蓋をして常温においておく。


3.グラハムクラッカー、ナッツはフードプロセッサーで細かく砕き、溶かした無塩バターとブラウンシュガーを加えてよく混ぜる。




4.パイ型に3を固く敷き詰め、170度のオーブンで15分空焼きする。


※あとで型から外しやすいようにオーブンペーパーを細長く切ったものを敷いています。
5.4にフィリングを流し入れ、170度のオーブンで15分焼く。揺すって中央がフルフルするぐらいが良い。

6.粗熱が取れたら冷蔵庫で一晩冷やす。生クリームに砂糖を加えて泡だて、お好みでトッピングをする。
