前に書いたヴァン・ゴッホ展に行ってきたお話。
似たような2つの展覧会があって、どちらに行くか悩んだんだけど、こちらの方が新しいのできっと最新の機材や技術を使っているんだろうと言うことで”Beyond Van Gogh Miami” に行ってきました。会場はうちから車で30分ほど、マイアミのダウンタウンの少し北側です。
その前にちょっと寄り道して、フリーダムタワーを見学。

フリーダムタワーは1925年、新聞社の社屋として建設されましたが、その後新聞社が経営破綻し、アメリカ政府が1962年から1974年にかけてキューバからの難民に医療サービスなどを提供するために使われました。そのため別名「南のエリス島(NYでヨーロッパからの移民を受け入れていた島)」と呼ばれています。
現在はマイアミ・デード大学に寄贈され、美術館として使われています。マイアミ観光に行かれる際は、是非この歴史ある建物を訪れてみてください。
さて、話は戻ってゴッホ展です。建物に入るとパネルにゴッホの生涯が物語形式で展示されている(英語/スペイン語)部屋を通り、没入体験の部屋に進みます。ここではある程度中に入る人数を制限しているようでしたが、この部屋に止まる時間は特に制限がありません。足を踏み入れると天井を除く壁と床にプロジェクションマッピングが映し出され、ゴッホの絵の中の雲が動き、花が咲き、水面に映る灯りが揺れ動きます。

の中に入ったわたし。ちょっと酔いそう。
ちびっ子が結構たくさん居たんだけど、大興奮で床を転げ回ってました。
この体験では、ゴッホの目に映る世界を擬似体験しているような気持ちになります。美術館ではひとつひとつの絵のストロークをじっくり眺めることができるのが魅力だけど、見方が分からないとつまらないと思う人は、こういった体験型の展覧会で新しいアートの見方を見つけるのも良いかもしれませんね。
ただ、音響が少しショボかったかな・・・
あとマッピングの解像度がもう少し高ければな・・・
と言ったところです。
日本でも開催されたら面白いですね。
さてさて・・・今日はアメリカのカフェの定番、レモンバーのライムバージョンを作ってみました。ライムはレモンより酸味が控えめで、トロピカルな甘酸っぱさが初夏のコーヒータイムにぴったり。

[材料(20cm角型)]
■クッキー生地
無塩バター 100g
グラニュー糖 50g
薄力粉 120g
■ライムフィリング
グラニュー糖 150g
薄力粉 15g
卵 2個
ライムの皮を削ったもの 2個分
ライムジュース 100ml(3〜4個分)
粉糖 適量
[作り方]
1. 型にオーブンペーパーを敷き、オーブンを170度に余熱する。無塩バターを1cm角に切る。

2. 無塩バター、グラニュー糖、薄力粉をフードプロセッサーにかけ、型に敷き詰める。オーブンで20分焼成する。※あまりきっちり詰めると固くなります。ほどほどで大丈夫。

3. ライムの皮を削り、ジュースを絞る。フォークを刺してぐるぐる回すと良く絞れます。


4. フィリングの材料を全て混ぜ合わせ、2のクッキー生地の上に流し入れて170度で20分焼成する。

5. 冷蔵庫で一晩しっかり冷やし、粉糖を振って切り分ける。

断萌えも。

ライムフィリングのねっとり感と、クッキー生地のサクホロが絶妙。柑橘好きにはたまりませんね!