アメリカに留学した一年の間で一番美味しかった料理は「メキシコ料理」だった記憶があります。
今年がCensus(国税調査)の年なので最新の人口比率は詳しくわかりませんが、前回2010年の調査ではヒスパニックの人口比率は16%、非白人人種では黒人(12%)を抜いてトップになっています。
そんな訳でメキシコ料理はすっかりアメリカの定番料理になっていて、うちでも火曜日のランチにタコスを食べることが多いんだけど(Taco Tuesday っていう土用の丑的なキャンペーンがある)、今日はちょっと趣旨を変えてファヒータにしてみました。
っていうのもこないだトルティーヤを買おうと思ったらいつも買っている全粒粉のがなくて、ファヒータ用のラップを代わりに買ったっていう単純な理由なんだけど。
タコス用のトルティーヤより一回り大きめで厚みもあるようです。
タコスはお肉(大抵ひき肉)をスパイスなどで炒めたものをトルティーヤに乗せて、レタス、トマト、みじん切りの玉ねぎやパプリカ、チーズなどを巻いて食べるもの。
ファヒータはスパイスで味付けしたステーキ用の肉(チキンもポピュラーなようです)と細切りのパプリカを炒めたものを、タコスより大きめのトルティーヤで巻いて食べるものです。
面倒なスパイスはタコス用のミックス粉で簡略化。
パプリカは赤1/2+緑1/2が見た目的にも良いと思います。
[材料(2人分)]
ステーキ用牛肉 300g
タコス・ミックス 1/2袋
パプリカ 1個
玉ねぎ 1個
塩こしょう 少々
オリーブオイル 適量
トルティーヤ 6枚
サルサ、ライム、香菜(お好みで)
[作り方]
1.牛肉は食べやすく細切りにしてタコス・ミックスを全体にまぶして15分ほどマリネする。

2.パプリカと玉ねぎを細切りにする。

3.フライパンにオリーブオイルを熱し、パプリカと玉ねぎに塩こしょうを振ってしんなりするまで炒める。

4.3を皿に取り、開いたフライパンにオリーブオイルを追加して1の牛肉を炒める。

5.牛肉に程よく焦げ目がついたらパプリカと玉ねぎの上に乗せる。

6.トルティーヤは霧吹きで水を吹き、油を引かないテフロン加工のフライパンで片面30秒ほどずつ加熱するとふっくら柔らかくなります。
7.トルティーヤに好みの具材を乗せてくるりと巻いてお召し上がりください。
